2010.11.23(Tue)

宮古島の飛行場。そういえば一度も写真を撮っていなかったのでパチリ。

宮古島の旅2010　その27
さて、来年はいつ来ようかな？

今年の宮古島旅行記は今回が最後です。
長々とお付き合いありがとうございました。

沖縄の離島はたくさんあるのに
なぜ宮古島に惹かれるのか
ちょっと考えてみました。

これまで沖縄本島、石垣島、与論島（鹿児島県）
慶良間諸島の阿嘉島、座間味島、渡嘉敷島
多良間島、黒島、そのほか小さな離島５つ…
を訪れてきましたが、なぜだか
宮古島がいちばんしっくり来る感じです。

ハブがいなくて藪の中も安心（笑）！
というのもあるかもしれませんが
とにかく、海も島も、スーコンと吹き抜けた
開放感が好きなのかもしれません。

もちろん、また来年もやってきます。

できれば石垣島にも再訪したいですけれど。

2010.11.20(Sat)

今回、宮古島でお世話になった久松地区にある民宿「ぬざきの宿」。

おかあが、いつでも宿をピカピカに

旅のよしあしを決める要素に
泊まった宿の印象があると思います。

そういえば、宮古島を含めて
いろいろな場所に旅してきましたが
同じ宿に泊まった経験がほとんどありません。

何度も同じ場所をリピートする人と
いろんな宿を試してみたいので毎回変える人と
泊まる場所を選ぶのは大きく分けて２タイプ
いるんじゃないかと思います。

ちなみに、わが家は後者です。

同じ宿に泊まるのは安心ですが
ワクワク感や新たな楽しみが少ない気がします。

それこそ宿は星の数ほどあって
その個性やサービスは千差万別ですから
新しい宿の新鮮な体験はとても楽しみの一つ。

今回泊まった民宿「ぬざきの宿」は
気持ちいいほどキレイな部屋でした。

各部屋がバストイレつきで
部屋もお風呂もトイレもすべてピカピカ。

おかあは、建てて４年といっていましたが
まるで新築のような行き届いた管理でした。

ほんと、気もちよく
３日間過ごさせていただきました。
ありがとうございました。

2010.11.18(Thu)

水深２ｍに満たない安全な海に珊瑚が群生する。

宮古島の旅2010　その25
それでもすばらしい吉野海岸の海

メジャーなビーチになって開発が進み
珊瑚が人によって傷み、魚は餌づけされ
それまで吉野海岸に通っていた人たちの多くは
去っていったというけれど、
それでも、やっぱり吉野はいいところです。

外洋に面しているリーフのためか
潮の出入りがいいのだと思います。
海水はものすごくクリアで、
ベタ凪のときはまるで鏡のよう。

そしてこの海水の出入りがいいところが
きっと珊瑚の発育にとっても
いい環境なのだとも思います。

崩壊が進む中で、
確実に新たな珊瑚も育っています。

今は崩壊と再生のバランスが
どちらに傾いているのか分かりません。

できれば再生のほうに
向かっていけるように
舵を取れればいいなと思います。


水がクリアな吉野海岸では、海底から水面を見上げたときの美しさが格別。

2010.11.16(Tue)

水深２ｍ弱のリーフに囲まれた天然プールのよう。

宮古島の旅2010　その24
人にやさしい吉野海岸

初めて訪れたころの吉野海岸は
ビーチ裏までクルマで入っていけて
狭い路肩に路上駐車していました。

宮古島のメインビーチとは言っても
訪れる人もそんなには多くはなく、
離島のキレイなビーチという
素朴な雰囲気がただよっていました。

ここの魅力はなんといっても
人にやさしいビーチであるところ。

沖には珊瑚礁による天然の防波堤があり波も静かで
ビーチからすぐの場所に珊瑚が群生し
さまざまな魚を見ることができるからです。

では逆に、人がビーチにやさしいかというと
そんなことはまったくなく、
ある意味で人はビーチの破壊者です。

どうしても人が多くなると
餌づけや珊瑚の踏みつけなどで
自然はダメージを負ってしまうから。

自然に触れることは人間にとって大切ですが
自然に人が入っていけばいくほど
自然は失われていきます。

とてもむずかしい問題ですが、
解決しなければならない問題でもあると思います。


波打ち際の水中。波の段々の後がおもしろい。

2010.11.14(Sun)

朝方、まだ人がいない静かな吉野海岸。これから潮が引き始める。

宮古島の旅2010　その23
人が増えても魅力的な吉野海岸の海

宮古島での最終日は
いつも吉野海岸に行きます。

というのもシャワー施設があるので
海で昼過ぎまで目いっぱい遊んで
シャワーを浴びてから東京に帰れるので。

いまや宮古でいちばんメジャーな海で
たくさんの人が珊瑚や魚を見にやってきて
海の崩壊はどんどん進んでいますが
それでも魅力的な海なのに変わりはありません。

天然の珊瑚のリーフに守られた安全な海は
ビーチからひと泳ぎで珊瑚の群生を眺められ、
自然のすばらしさを堪能できるからです。

できることなら、このような身近なビーチで
自然との関わり方を学ぶ試みが始められたら
と私は思っています。

たぶん、
吉野には初めてのスノーケリング体験の方が
たくさんいらっしゃるんじゃないかと思います。
そして、海の美しさに感動すると思います。

だからこそ、最初に海との接し方を知ることで
いい循環が広がっていくような気がするのです。

宮古島全体が、そんな発信基地になって
日本をリードしていくことができたら
とっても素敵なことだと思います。


潮が引くまでは浮き輪で波間に揺られ遊ぶ。

2010.11.12(Fri)

何度見ても、この美しさは最高。来間大橋の海。

宮古島の旅2010 その22
どうして、こんな青が出るのだろう?

宮古島に行くたびに必ず来るのが
ここ来間大橋と、池間大橋。

本当にここからの眺めは美しい。

何度見ても、何度訪れても
青のグラデーションに目を奪われます。

自然はなぜ、
こんなにもすばらしい色を
創りだせるでしょうか。


光によって、時間によって、流れによって刻々と変わるミヤコブルー。

2010.11.10(Wed)

メインは海老のフライ。タコと並ぶ宮古島の名物の一つらしい。

宮古島の旅2010　その21
お世話になった民宿
「ぬざきの宿」の晩ごはん

島料理の晩ごはんがおいしいと聞き
民宿「ぬざの宿」に泊まり、
３泊４日のうち１日だけ、晩ごはんを
外で食べずに民宿でいただくことに。

でも、私たち家族の夕食は
残念ながら島料理ではなく
普通のエビフライでした。

理由は、子どもたちの存在。

夕食をいただくことになっていた朝、
「島の料理は食べられる?」
と、宿のおばあが子どもたちに尋ねると
「ゴーヤとか苦くて食べられない」と返事。

で、気を使ってくくださって
一般的な夕食になったのでした。

残念!!


これも宮古島特産、黒豆と一緒に炊いたご飯をいただきました。

2010.11.08(Mon)

瓶の水に浮かべた花を手に取り遊ぶ長男。

宮古島の旅2010⑳
ごめんなさい。
パニパニで遊びまわる長男

パニパニでデザートを食べ終えくつろいでいると
椅子の上で長男はそわそわしだました。

大人はカフェでのんびりくつろぎたいところだけど
小さな子どもにとっては、じっとしているのはただの苦痛。

しかも楽しそうなものがたくさんあるお店。
椅子に座っていられるわけがありません。

で、動き出しました。


パニパニのカウンターにドデンとくつろぐ島猫。ここが指定席?

長男が動けば私もじっとしているわけには行かず
何をしでかすか分からないので、用心のため
一緒に店内を行動するしかありません。

というわけで、ゆっくりするはずが
他のお客さんに迷惑をかけないように
逆に神経を使って疲れちゃいました(笑)。

いたずら小僧がいるかぎり
かっこいい店は落ち着きません。


座席にキチンと座っていられるはずもなく、お店の庭で遊ぶ。

2010.11.06(Sat)

ドラゴンフルーツシェーキ。鮮やかなピンク色。

宮古島の旅2010⑲
午後はカフェの木陰でのんびり

午前中大好きなビーチで遊んだ後は
お昼に宮古そばを食べて、来間島へ。

お目当てはパニパニ。

ドラゴンフルーツシェーキ
キャラメルバニラアイス
クリ～マ(来間)ソーダ
の３点を注文しました。


キャラメルバニラアイスと、クリ～マソーダ。

ドラゴンフルーツは何度見ても
ショッキングピンクの鮮やかな色に驚きますが
食べてみると意外と淡白な味で
しつこくなくておいしい。

キャラメルバニラは、お酒を使った大人の味付けで
コーンフレークのサクサク感と絶妙な取り合わせ。
家族みんなで奪い合う形であっという間に完食事。

クリ～マソーダは来間島の海を思わせる
美しいクリームソーダでした。

白砂を敷きつめたお店のデザインも
とっても素敵なカフェです。


駐車場側から見たpani pani。広く美しい庭のアプローチ。

2010.11.04(Thu)

比嘉ロードパークの崖から真下を見下ろした写真。ここで泳いでみたいなぁ。

宮古島の旅2010⑱
珊瑚に囲まれ、守られた宮古島

そういえば、何度も通っているのに
比嘉ロードパークからの写真って
一枚も撮っていなかったことを思い出しました。

東平安名崎と池間島をつなぐ宮古島の東海岸の
外周道路のちょうど真ん中あたりある
展望スポットが比嘉ロードパーク。

ここは外周道路の最高地点で
東海岸を珊瑚が取り囲むリーフの美しさが
堪能できる絶景ポイントです。

遠く東シナ海の濃紺のブルーと
リーフ内の淡いソーダブルーのコントラストは
何度見ても感動してしまう自然美。

そして、真下のリーフを見るたびに
「ああ、ここでスノーケリングしたいなぁ」と
ついつい、ため息がもれてしまうのです（笑）。


向かって右、新城海岸、吉野海岸方面。ソーダブルーのリーフが取り囲む。

2010.11.02(Tue)

いつものビーチ、今年もありがとう。また来年も…。

宮古島の旅2010⑰
お礼として私にできること

いつものビーチは私にとって、
「宮古島＝いつものビーチ」
となっている気がします。

ここの美しさや雰囲気は
何ものにも代えられない存在です。

今後、人が増え、いろんな業者も入ってきて
その環境が悪化するだろうことは予想できます。

でも、東京に住んでいて、
現代生活の恩恵を享受している私が
島の方々の経済に対して何か言えるかというと
とてもじゃないけれど言えません。

なぜなら、私たちが島に遊びに行くから
そして、その人数が増えるから
島の方々もそれに応じて開発されているだけですから。

本当は、自然に負担をかけない一番いい方法は
誰もその場所に行かないことだと思いますが、
それは私にはできそうもありません。
やっぱり、美しい海をたのしみたいですから（笑）。

ではどうしたらいいかというと…。

遊びに行く人、島の人、両者の経済活動が、
どうしたら自然にダメージを与えずにバランスを保つことができるかを
人の視点ではなく、自然の視点から考えることだと思います。

でも、こうやって書いているだけでは
きっと本質的な解決策にはならず
私の自己満足のようなものなのかもしれません。

というのは、私自身が具体的に現地で何もせずに
島の外から傍観者として意見を言うだけでは
何もしないでいつも批評記事を書いているマスコミと
まったく変わらない存在になってしまうからです。

私は、東京という大都会に住んでいて、
そこで暮らすこと自体、そして島に遊びにいくこと自体が
自然に対して巨大なダメージを与えています。

そんな私が、大好きな海を守りたいと願うなら…
きっと生活そのものを見直すことが絶対必要になって
その延長線上に現地への働きかけが
自然に出てくるんじゃないのかなと思います。

そうでなくちゃ、ただのエゴになってしまいますもんね。

まずは、明るく、声かけから始めたいと思いま～す。

ああ、それにしても美しい珊瑚たち。
いつまでも元気にいてほしい…。

2010.10.29(Fri)

水深2～2.5ｍの白砂の海底にピキピキのエダサンゴの根。

宮古島の旅2010⑯
いつもの海の中へ…続き

いつものビーチから200ｍも泳ぐと
キレイな海中がさらに美しくなります。

真っ白な砂地の海底は
満潮でも水深３ｍの浅瀬なので
光が海底まで届きとても明るい。

水中に潜って珊瑚越しに水面を見ると
いく筋もの光の矢が海底に突き刺さります。

雲に隠れていた太陽が顔を見せ
光が降り注いだ瞬間の美しさといったら
この世のものとは思えないほどです。

光、青のグラデーション、白砂の海底、
そして色とりどりの珊瑚が織りなす自然は
とても写真では再現できないすばらしさ。

私は今年はあまり写真を撮りませんでした。

写真に夢中になっていると、
今目の前にある本当の自然を見逃してしまう
ということに気がついたからです。


岸から150～200ｍ泳げば、人に破壊されない元気な珊瑚の花畑。

で、帰ってきて写真を見てみたら……
あぁ、あんまりいい写真がない！
と困ったチャンになってしまいました（笑）。

2010.10.27(Wed)

色とりどりの枝珊瑚の根が白砂の海底に点在する。

宮古島の旅2010⑮
いつものビーチの海の中

私が宮古島の海が大好きな理由の一つが
いつものビーチの珊瑚の根の存在。

水深３ｍほどの海底にポツン、ポツンと
点在するサンゴの根をスノーケリングして
ボーっと漂うのがたまらないからです。

初めてここの珊瑚を見たときは
ビーチからすぐのエントリーで
こんなにキレイで元気な枝珊瑚を見れたことに
本当に感動しました。

最近は少しずつメジャーになってきて
その分、珊瑚に乗ったり、蹴ったりする人
魚の餌付けやらで、相当傷んできたのが非常に残念。

何とかずっときれいな状態のまま
続いていってほしいと願います。


浜から200ｍくらい離れると、元気な珊瑚に。

2010.10.25(Mon)

真っ白なビーチを走り回り、疲れ知らずの長男。

宮古島の旅2010⑭
天然のお砂場、ビーチで大はしゃぎ

海遊びで楽しいのは
水の中でだけではなく砂浜も。

いつもの大好きビーチは
真っ白な極めの細かい砂が特徴で
さらさらでとっても気持ちがいい。

海の中で目いっぱい泳いで体が冷えたら
陸に上がって、子どもたちは砂遊びを始めます。
（その間に私は１人で心ゆくまでスノーケリング三昧）

頭から爪先まで砂だらけになっても
どんなに巨大なオブジェを作っても
ここは天然の砂場なのですべてＯＫ。

私が海から上がってきたら
長女と長男の二人で何かしら作っていました。


砂浜は天然の巨大な「お砂場」。誰からも文句は言われない！

2010.10.23(Sat)

少し波が高いときは、浮き輪で波乗り遊び。

宮古島の旅2010⑬
極楽、島の海遊び

朝早く海にいって、じゃあ何をするかというと
特別なことをするわけではなく
波が高いときは波に浮かんで遊んだり
穏やかなときはスノーケリングを楽しんだり。

何かをするという目的をもたず
やりたいことをやって
のんびりとすごします。

その中でもいちばん楽しいのは
やっぱりスノーケリング。

一度海に出たら１時間半くらいは
ずっと海の中をゆったり漂って
珊瑚の畑の上を浮遊する感じです。

それは、きっと
森の中をぶらぶらと森林浴するのと
似ているのかなと思います。

とにかく気持ちいいですから。


海が落ち着いてきたら、スノーケリングでキレイな海を堪能。

2010.10.21(Thu)

まだ人がほとんどいないビーチは、静かでとっても気持ちいい。

宮古島の旅2010⑫
海は朝いちばんが、最高！

宮古島滞在中は
晴れた日は、朝食をとったら
すぐに海へと出かけます。

なぜなら、朝イチの海が
いちばん静かでキレイだから。

砂浜は誰の足跡もなくふかふかだし
海の中もプランクトンの活動が少なく
濁りがないためにクリアなのです。

日によっては潮位の関係で
満潮だったり、干潮だったりして
珊瑚までの距離がバラバラですが
静かなビーチのたたずまいは
代えがたい魅力でいっぱい。

９時から遊べは午前中だけで３時間。
お昼ごはんを食べたあとの午後は
木陰やカフェでのんびりゆったり
すごすことができるのです。

オススメの島時間のすごし方です。


波が洗い流したキレイなバージンビーチを堪能。

2010.10.19(Tue)

なんて愛らしい牛の目。朝の散策での出会い。

宮古島の旅2010⑪
心が洗われるような、美しい瞳

宮古島では、昼間は日射しが強すぎて
とてもじゃないけど散歩する気になれません。

で、いちばんの散策タイムが朝食前。

朝起きて、まだ涼しいうちに
宿のご近所に散策に出かけます。

今回、お世話になった宿では
朝から牛の声が「モ～」と鳴り響く。
散歩ついでに、牛小屋の見物に行きました。

牛もそうだけれど、草食動物の目って
黒目の瞳が大きくて、本当にやさしい。

すべてを受け入れて生きているような
ただ淡々と運命を全うしている、
そんな愛しい存在のような気がします。

誰かを恨んだり、憎んだり、嫉妬したり…。
そんな思いが全然ないかのような
美しい瞳を見るたびに、心が洗われる気がします。


何の目的もなく、宿の近所をテクテク歩くだけ。

2010.10.16(Sat)

ラフテー、もずく、伊勢えび、刺身などがついた豪華な定食。

宮古島の旅2010⑩
ブラリと入ったレストランで

長女のお土産選びが終わって
夜ご飯を食べようと目当てのお店に行ったら
満席で順番待ちの長い行列が…。

たぶん30分以上は待つことになり
長男が空腹に耐えられなさそうなので
すぐ近くのレストランに入りました。

なんだか、ちょっとハワイアン風の内装で
「これは失敗しちゃったかも…」。

お店のオススメで伊勢えび料理がメインの
ゴーカな定食を注文しました。

味は、可もなく不可もなくといったところ。
コストパフォーマンス的にはもう一歩。
旅先のご飯のお店選びはなかなか難しいものです。

2010.10.14(Thu)

おみやげ屋さんで見つけた、トミカのさんぴん茶トラック。

宮古島の旅2010⑨
長男の自分へのお土産、さんぴん茶トミカ

なぜか長女は、宮古島に着いたときから
おみやげ屋さんに行くことを気にしていたので
３泊４日の２日めに見に行くことになりました。

平良の市街地のお店に入って
長女がおみやげ探しをしている間
長男と店内をウロウロしながら見つけたのが
写真の「さんぴん茶トミカ」。

東京では買えないご当地トミカは
旅の記念としては最適なので
長男の自分のお土産として購入。

早速、その場で箱を開けて
夕食のテーブルで遊びはじめました。


さんぴん茶の缶が開き、屋台になる仕掛け。

2010.10.12(Tue)

モンパの茂みの小道を浮き輪をしたまま歩く長男。

宮古島の旅2010⑧
緑と光の小道の先にあるミヤコブルー

宮古島で一番好きなビーチを
見下ろせる崖があります。

モンパが生い茂る小さな小道を抜け
隆起珊瑚のゴツゴツした岩の上を歩くと
遠くに大神島が見える崖の上に（といっても高さ５mくらい）。

ここからは透明な海面を通して
水中の珊瑚のがクッキリ。

ビーチでくつろぐ人が多いためか
ここまで歩いてくる人はほとんどいませんが
ずっと海を見ていても見飽きることのない
私にとってのお気に入りのスポット。

もちろん日影がないので、
日射しが刺さるように痛いですが。


いつものビーチのクリアな海面を見下ろせる崖の上に出てきます。

2010.10.08(Fri)

カクレクマノミの家族が暮らすイソギンチャク。

宮古島の旅2010⑥
カクレクマノミにもご対面

熱帯魚屋さんでカクレクマノミを
売っているということは
どこかで誰かが捕まえてきているんだろうなと
アクアリウムを見るたびに思います。

宮古島でもニモが流行った時期
カクレクマノミがイソギンチャクごと
海岸から持ち去られてしまった…
という悲しい話を聞いたことがあります。

今回、宮古島のいくつかビーチでは
イソギンチャクに暮らす
家族のクマノミをたくさん見つけました。

ほとんどのビーチは波打ち際から
かなり離れていたところで見つけたので
発見されることはほとんどないと思いますが、
いつまでもキレイな海で
元気にすごしてほしいなと思いました。


潮の出入りがいいためか、白砂の海底でも透明度が高いビーチ。

2010.10.04(Mon)

台風の余波でちょっと高い波の中、浮き輪を浮かべて波乗りで遊ぶ二人。

宮古島の旅2010⑤
新城海岸、ちょっと地味だけれど、いいビーチ

宮古島２日目は、久しぶりに
新城（あらぐすく）海岸へ。

ここは、宮古島に初めて訪れた1999年以来
ずっと来ていなかったので、なんと11年ぶり。

お隣の吉野海岸は、毎回訪れているのに
なぜかこっちには足が向きませんでした。

やっぱり、11年もたつと変わりますね。
当時は売店なんか何にもなかったのに
現在は海の家が２軒も建って、
スノーケリングセットの貸し出しや
食事ができるようになっていました。

泳ぎだして、ほんの10～20ｍくらいで珊瑚が見える
ビーチのロケーションのよさは吉野海岸に次ぐと思います。


潮が引いて波が静まるまで、浜辺でゆっくりしながらすごす。

でも、吉野海岸に比べて、何か勝っている点があるかという
特に「ここが新城のセールスポイント」といったところがなく
どうしても吉野海岸の影に隠れてしまいがち。

でも、今回、スノーケリングしてみて
吉野海岸にはない、新城海岸のよさを発見。

それは次回にレポートします。


光に反射しキラキラと輝く波打ち際。

2010.10.02(Sat)

宮古島で獲れたネタを使った寿司がおいしい磯じまんで一泊目の夕食。

宮古島の旅2010④
宮古の獲れたてのおいしい寿司

宮古島の楽しみの一つが島の食事。

滞在中は、お昼がほとんど宮古そばで
夕食をどこかの料理店で食べることが多い。

一泊目の夜は、
平良の繁華街から歩いて15分くらいのところにある
磯じまんという地元で獲れる魚を使ったおすし屋へ。

毎日、板さんが釣ってきたネタが何品か用意され
私たちが行ったときは「イラブチャー」。

イラブチャーというのはブダイの一種で
白身のフリプリっとした締まった身が最高。

「お代わり」と言いたいところだったけれど
私たちが注文したところで売り切れ。

そのほか、マグロも回転寿司のような水っぽさがなく
自然な油の乗った、本物のマグロという味が楽しめました。

一貫50円でとっても安いし
魚汁もとってもおいしかった。

ぜひまた訪ねたいお店です。

2010.09.30(Thu)

濃い色が珊瑚の根、薄い色が白砂の海底。

宮古島の旅2010③
空港に着いたらすぐ、いつものビーチにＧＯ！

９月23日、午後２時半に
那覇経由で宮古空港に到着。

心配された台風も小笠原方面にそれ、
前線の影響もほとんどなく天気は晴れ。

着いたらすぐ、大好きな、いつものビーチに
レンタカーを飛ばしました。

やっぱり、ここのビーチは最高です。

ときどき、前線の雲が通過して風はあるけれど
晴れたときの海の色と、白砂のビーチは
心が洗われるようで本当に気もちいい。

陽が西の空に傾く５時半過ぎまで
１年ぶりの宮古島を楽しみました。


小笠原付近の台風の影響でやや波が高く、若干ニゴリが見られた。

2010.09.28(Tue)

羽田から宮古島に向かう飛行機から見えた円環の虹。

宮古島の旅2010②
虹の祝福で島へと向かう

宮古島へ向かう飛行機の中、
１時間半くらいたち退屈してきたので
一番後ろの窓から外を眺めていました。

飛行機の下のほうを見ると
太平洋上に薄い白い雲が出てきて
何と、円環の虹がかかっていました。

以前、
飛行機の下に虹が見えることがあると
話には聞いたことがあったのですが
ブロッケン現象の実物を見るのは初めて。

しかも、３重の円環の虹。
輪の中心には飛行機の影が映って
飛行機の進行とともに一緒についてくる。

すぐにカミさんと子どもたちを呼んできて
しばらく一緒に観察しました。

これって、祝福されてる？

2010.09.27(Mon)

いつものビーチの珊瑚礁。変わらぬ美しさにほっとする。

宮古島の旅2010①
台風をすり抜けるように
宮古島に行ってきました

宮古島で海三昧の日々を過ごしてきました。

これまでの沖縄旅行は
台風シーズンといわれる８～９月は
一度も行ったことがなかったのですが
今回は休みの都合で初めての９月の沖縄。

前の週に台風が訪れ
出かける直前に太平洋で新たな台風が発生。

しかし、沖縄に向かうことなく
小笠原方面にそれたために
快適な天候の下
秋分の日の満月からの４日間を
宮古島で過ごすことができました。

2009.08.31(Mon)

最終日、民宿プキの家の前で、みんなで記念撮影。

宮古島の旅33
最後は、宿の前で記念写真

約２カ月近く続いた宮古島旅行記も
いよいよ今回が最終回です。
長い間、お付き合いくださってありがとうございました。

最後に、今回お世話になった民宿プキの家での
記念撮影をアップして終わりたいと思います。

私的には、今回の宮古島は、
出発前に原因不明の口内の腫れと痛みで
食事も満足に摂ることができないという
最悪の体調の中の旅でしたが
天候にも恵まれ、とても素敵なものでした。

ありがとうございました。

→「民宿プキの家」

（ヨシダヤスアキ）

2009.08.29(Sat)

浅い水深のため、光が珊瑚までしっかり届くので、とっても明るくクリア。

宮古島の旅32
水族館なんて問題じゃない。
吉野海岸の美しき珊瑚礁

宮古島でナンバーワンの
スノーケリングスポットといえば
一般的な答えは、吉野海岸。

駐車場で500円払って、車を置いて
送迎バスで海岸まで運んでもらうと
４年前に比べてパラソルの数が激増。

１０年前と比べたら、違う海岸かと間違うほどです。

いや～超メジャーになったものです。


クマノミの多いのも吉野海岸の特徴。イソギンチャクの家にいっぱい。

それでも、いったん海に入ってしまえば
透明度の高い明るい海に時間も忘れて
ずっとスノーケリングで漂いっぱなし。

何時間泳いでもまったく飽きない美しさは
やっぱり吉野海岸ならでは。


こうやって珊瑚越しに海面を見上げるのが好き。

写真は美しい場所だけ切り取っているので
実際の海は、かなり珊瑚が傷んでいて
崩壊が年々進んでいるのがわかります。

自然はいったん破壊されると元に戻すのは
本当に大変で、二度と戻らない場合もあります。

海では
餌づけしない、魚に触らない、ゴミを捨てない
珊瑚を踏まない、珊瑚に乗らない、珊瑚を蹴らない、珊瑚を折らない
という最低限のマナーは守りたいものです。

（ヨシダヤスアキ）

2009.08.26(Wed)

手軽に珊瑚が見れるビーチのナンバー１は、吉野海岸。

宮古島の旅31
長男も箱メガネを借りて
珊瑚＆クマノミ観察デビュー

人がたくさん増えて珊瑚がいたんだり、
魚が餌づけされていたり
ビーチに業者の人がたくさんいたり…と
いろいろ問題はあるけれどそれでも
珊瑚の海を手軽にスノーケリングできるビーチとして
吉野海岸は世界に誇る日本の海だと思います。

波打ち際から数メートル泳げば
珊瑚の根がびっしりあるビーチは
本当に貴重な存在です。

今回、スノーケリングがまだできない長男は
お店で箱メガネを借りて、海の中を初のぞき。


珊瑚のまわりを泳ぐクマノミやリルスズメダイに大喜びの長男。

せっかく買った幼児用のスノーケルセットは
装着するのを怖がって使わなかったけれど
箱メガネ＆浮き輪の組み合わせにはご満悦。



さて、次に行ったときにはマスクとスノーケルを
装着できるようになるでしょうか。

（ヨシダヤスアキ）

2009.08.24(Mon)

駐車場から炎天下の砂山を超えてビーチへ。

宮古島の旅30
３回めの宮古島で初の砂山ビーチ。
たぶん、もう二度と来ることもないかも

いま10歳の長女が１歳のとき初めて宮古島に訪れた際
抱っこしながら炎天下を砂山を越えるのがしんどくて
途中で断念して以来、初めて砂山ビーチに行ってきました。

宮古島の観光案内の写真などでは
美しい砂山ビーチの写真がよく紹介されていますが
見ると、実際に行くのとでは、まったく違います。

真夏の炎天下に、駐車場に車をとめたあと
砂山をえっちら登って降りて…ビーチに向かうのは
こども連れでは非常に大変な道のりです。

ビーチ自体も、前浜ビーチや長間浜のほうが
海の青さやクリアさ、砂浜の美しさは上だと思うので
苦労して訪れる意味があまりない気がしました。

メインの観光スポットだから、
１回訪れれば、まあいいか、という感じで
たぶん、もう二度と来ることはないかなぁ…。


宮古島ではめずらしくリーフに囲まれてないため、波が高くなりやすい。

（ヨシダヤスアキ）