2016.03.30(Wed)

参加者の方々と一緒に田んぼの溝を掘って、畝立てをして田植えの準備。
第1回の体験教室は、畝づくり
311後、東京から奈良に移住して出合った
薬や肥料に頼らず、耕さない「自然農」。
その後、さらに岡山に生活の場を移して、
トータルで約4年間、わが家の暮らしの中で
中心的な「軸」として存在している気がする。
農業を経済的な収入源としてみたとき
自然農だけで暮らしを立てるのは
かなり難しいのは事実だけど
自給自足的なライフスタイルとして
農的な暮らしを営む人にとっては
楽しく、心地よく、嬉しい存在となる。
その基本的な考え方は、
外から何かを投入するのではなく
その場にある自然の循環の中で完結する営みなので
大切な資源をほとんど消費しなくても
食べ物をいただくことが可能になる。
4人家族なら、田んぼと畑あわせて3反もあれば
食をまかなって、のんびりと暮らしていくことができる。
もし、このような形で、資源を浪費せず
自分たちの食の自立が可能になれば
生きていくためのベースが整うので
そのほかに稼ぐお金はそれほど必要ではなくなる。
つまり、お金に縛られにくくなってくるので
働くことの自由度もかなり高くなって
いろいろな制約から自由になることでもある。
まだ、私自身がその途上にいて
日々、楽しんだり、苦しんだり、
悪戦苦闘しながら葛藤しているんだけれど…
自立した人がたくさん増えたら世の中はどうなるだろう。
そんな大それた思いを胸に秘めながら
3月21日、第1回「自然農」学びの会を
楽しく、おいしく、開催しました~!!
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>EntryTime at 2016/03/30 00:54<