2008.02.12(Tue)
空を舞うシャボン玉。
どこまでも飛んでいく。

青空をバックに空に舞い上がっていく、大きなシャボン玉。まるで魂みたい。
御嶽山の節分際で当たったお土産の中に、
シャボン玉が入っているのを目ざとく見つけた娘。
ベランダから、次々ときれいなシャボンが空へ。
つぎつぎと現われては消えていくシャボンを
寒さを忘れてずっと見ていました。
飛び方も、シャボンの大きさも、同じものはまったくなくて
娘の吹き方や風の向き、風の強さによって
飛び出すシャボンは、まさに無限。
線香花火もそうだけれど
いつ消えてしまうのかはわからないけれど
必ずいつかは消えてしまう儚さ、
そんな美しさがシャボン玉の魅力なのでしょうか。

いくつものシャボンが重なり合わさって、原子の集合体みたい。
ついつい、人間の欲望は、永遠に変わらないものや
いつまでも終わらないことを求めてしまいますが
本当は、その欲望自体が無常なのかもしれません。
命あるもの、すべてのものには終わりが来る。
それを認めることって、むずかしいですよね。
(ヨシダヤスアキ)
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>EntryTime at 2008/02/12 23:38<