2008.04.30(Wed)

四年ぶりでつくった泥団子。制作時間一時間半。
ひたらす、やさしく丸く固める。
ただそれだけに一時間半。
私の泥団子づくりは、誰にも教わらず
ネットや本などもまったく見ずに作った
独自の方法なので、もしかしたら
つくり方が間違っているかもしれません。
でも、これでできているからいいですよね。
まず、しっかり水で濡れてやわらかくなった砂を
手のひらで卵大に固く握りながら丸くしていきます。
丸くなったら乾いた砂を少しずつ振りかけながら
両手で包み込むようにして丸く固めていきます。
このときは、やや力をこめて
ぎゅーっと丸く固めます。
この作業を30分くらい続けます。
だた、ひたらす、「丸くなれ」と念じながら。
両手で、転がすように丸くしていきながら
乾いた砂をふりかけ、また丸く転がしていく。
しかも集中しながら。
ある意味、自分自身と向き合う作業で
遊びといっても、非常に根気のいる作業です。

長男がゴンとテーブルに落として砕けた泥団子。
砂をつけ、手のひらで丸く転がしていると
表面の不要な砂は自然に落ちていくので
団子自体はそんなに大きくならず
少しずつゆっくりと大きくなっていきます。
割れないようにやさしく圧力をかけながら
丸く固めていくと、徐々に表面が乾いていき
泥団子の水分が少なくなっていくのが感じられます。
最初、丸く固める作業中に手にくっついてきた砂も
少しずつ湿り気がなくなっていき、付く量も減ってきたら
泥団子もかなり乾いてきた証拠。
そうしたら、今度は両手の親指の腹で
やさしくこすって磨くような感じで転がします。
この時点で、表面の湿った砂の内側には
固い泥団子の皮膜ができつつあります。
たぶん、ここまでで一時間ほど。
さあ、もう一息。
あせらず、乾いた砂をつけながら親指の腹で磨いていくと
少しずつ湿った砂の内側に黒光りする皮膜ができてきます。
それでも、ゆっくり、やさしく、あせらず
砂をかけ磨いていくと、
いよいよかけた砂が湿らなくなっていき、
ツルツルの泥団子のでき上がり。
しめて一時間半。
おつかれさまでした。
今度のゴールデンウィークに
子どもと一緒にいかがですか。
(ヨシダヤスアキ)
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>EntryTime at 2008/04/30 22:21<