2011.04.28(Thu)
志と覚悟
ソフトバンクの社長・孫正義氏が
自然エネルギー財団を立ち上げるということは
皆さんすでにご存知だと思います。
先日、その記者発表をユーストリームで見て、
その志と覚悟に本当に感動しました。
→http://www.ustream.tv/recorded/14195781
(2時間近くありますが、是非ご覧ください)
孫氏は、一人の人間として、日本人として
「原発問題に真剣に悩み、考え抜いた結果
この問題はすべての国民が避けて通れない
最大のテーマだと私は思う」
「危険的側面だけではなく、コストから判断しても
原発より自然エネルギーのほうがすぐれている
という事実を知っていながら行動しないのは
子どもたちや孫たちに対して罪だと思う。
これを解決するのがわれわれの責任だ」
と半分涙ぐみながら訴えていらっしゃいました。
「小学校で年間20ミリシーベルトが許せますか。
許せないですよね。心底思いますよね」と。
そして、
「2011年3月11日は、日本のエネルギー政策転換の日である」
「何万年も国民が安心して、暮らせる国をつくろうよ」
「ただ批判しているだけではしょうがないから
私は自然エネルギー財団をつくりました」
と設立の経緯を語られました。
孫氏ほどの社会的な地位にいらっしゃる方が
ここまでの決意を公に宣言するということが
どれほどの勇気と覚悟が必要なのか計りしれません。
今の日本社会の状況では
もしかしたら、すべてを失うことにもなりかねないからです。
私も思わず、涙ぐんでしまいしまた。
孫氏のような志と覚悟をされている方が
いらっしゃったことに本当に感動しました。
そして、自分の覚悟のなさに情けなくなりました。
今、本当に何が大切なのか。
そのためにはどうしたらいいのか。
一人ひとりの覚悟と行動が問われているのが
3.11原発問題なのだと思います。
未来から日本を、地球の歴史を振り返ったとき
「この日から地球が変わったんだ」
と思えるような日として
3.11を歴史に刻めることを願います。
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>EntryTime at 2011/04/28 22:38<