2012.10.18(Thu)

日本と次元が違う、ブラジルの攻めと守り

今回のサッカー日本代表のヨーロッパ遠征
指折り数えて(笑)、楽しみにしていました。

日本対vsブラジル戦。

日本は守りに入らず、攻めの姿勢で戦った結果、０-４。

試合前は、もっとトップ10に近いと思っていたけど
実際は、まだまだ大きな差があると感じました。

ブラジル戦を見て感じたのは、ブラジルの守備と攻撃の融合力。
攻守の切り替えが速いというよりも
完全に攻守が一体化しているように見えた。

ブラジルがどのくらいのコンパクトさだったのかは
テレビ画面からは見えなかったけれど
日本の１-２列目がハーフウェーラインからDFにプレスしていたのに対し
ブラジルは、ＦＷがＰＡ付近までしっかりプレスをかけ、
ＤＦとボランチからのボールの出しどころを押さえていた。

その結果、日本はボールを縦に運ぶことができず、
最終ライン付近からでさえ、細かいパス回しとなり、
素早いカウウンターは完全に封じられていた。

また、ダブルボランチは守備力も攻撃力も
日本の二人とは次元の違いを見せ
縦に入るパスをことごとくカットし
即座に前線へカウンターを仕掛けていた。

そして、最終ラインも強固なブロックで
日本の攻撃を横へのパスしかさせなかった。

これら、圧倒的な守備力は、
そのまま素早く精度の高い攻撃と一体化。
日本のディフェンスが守備ブロックに戻りきらないうちに
あっという間に日本のゴール前まで攻め行っていた。

今回、日本は攻めの姿勢だったので守備は仕方なかったと言うけれど
ブラジルは、同じようにボランチまで攻撃に参加していても
一体いつ戻ったのか思うくらい、しっかり守備ブロックを作っていたので
日本との攻守の切り替えの差は歴然だったと思います。

Ｗ杯出場決定までのアジアとの戦いでは
現状の戦力で１日も早い勝ち抜けをめざし
その後は、Ｗ杯仕様のチーム編成にシフトしてほしいです。

特に、ＣＢとボランチは、足が速く守備力が高い
展開力のある選手の起用が必要になってくるのでは。

もう一度、ぜひ闘莉王を召集してほしいです。
そして、高橋秀人をＷ杯までにしっかり育ててほしいです。

2012.10.16(Tue)

お金や競争が絡むと、欲が出てくる？

日曜日は、秋祭り。
私は用事があって、途中からの見学でしたが、
多くの人が集まって、
みんなで惜しみなく手を出し合い
思いやりの中で祭りを終えました。

祭りとか、運動会とか、地域のイベントって
そのイベントをより良いものにしようと、
参加者が自分のできることを損得勘定なしで
無私でどんどん提供している感じがします。

ほんと、みんないい人ばかりで
ああ、人間って、本質的には
思いやりそのものなんだなと思う。

でも、それが、企業や社会競争、国家の競争など
勝つか負けるか、損するか得するか…の
お金や競争などが絡んでくると、
そこには思いやりがなくなってしまう。

いかに自分たちにとって利益になるかが至上命題となり、
正義や誠実さ、正直さなどが置き去りにされてしまう。

本来、お金はただの道具だったはずなのに
現代社会はお金がすべてで、
多くの人がお金に使われてしまっている。

原発事故が起こって、多大な被害がいまだ進行中なのに、
「経済のためだから」と原発を推進しようとする。

「だって仕方ないでしょ」

自分たちの在り方そのもの
文明事態を見直すチャンスだったのに
そんな言い訳でいいのでしょうか。

祭りを見ていてふと思いました。

2012.10.11(Thu)

ローソクの数と年齢がまったく合っていない、バースデイケーキ。

旬の栗で誕生祝い

先日10/5は、私の誕生日。

今年のバースデイケーキは
幼稚園のお母さんからいただいた栗を使って
カミさんがマロンケーキを手づくり。

クリームはその栗をたっぷり使い
つぶして、豆乳で伸ばしただけの
ゴーカでとっても贅沢で濃厚なペースト。

家族４人で、１ホールおいしくいただきました。


大きな栗を贅沢にてんこ盛り!!

2012.10.05(Fri)

こちらは「にこまる」の田んぼ。

半自給生活はとっても健康的

田んぼ生活を経験して感じたことは、
体を動かすことの大事さ。

土に触れ心地よい汗をかくことは、
何よりも心身の健康を保つことに
つながるんじゃないかと実感します。

都会生活では、デスクワークで頭ばかり使う毎日で、
健康のため、わざわざお金を出して
ジムに通い体を動かしたりしていました。

でも、それって、本来の人間＝自然体にとっては、
とても不自然なことなんじゃないかと思います。

初めて農の現場に立ってみて思ったのは
もし多くの人が、経済活動を今よりうんと小さくして、
半自給的な生活に移行することができて、
頭と体をバランスよく使う生活をするようになれば、
人間も自然も健康を回復できるんじゃないかということです。

2012.10.02(Tue)

自然農で育てた「赤米」の実り。

田んぼのお米が実りました。

うれしい。
ついに田んぼが実りの時期をむかえました。
奈良に移り住んで、生まれて初めて挑戦した米づくり。
写真の赤い穂が古代米の「赤米」です。
「にこまる」とあわせて約１反の広さ。

3月の田んぼ作りから始まって、苗床、水路作り、田植え、草取り…
ぜんぶ手作業で、時間と手間かけて、ほんと丹精こめての毎日でした。
無農薬、無肥料、耕さない「自然農」は、いのちとほんとに近くて、
ものすごいエネルギーを感じました。

長い日は、1日中10時間も田んぼにいることもあって、
確かに体は疲れるんだけど、心というか体の奥のほうが
すごく軽く、気持ちよくなっていくような、そんな感覚。
雨とか仕事とかで、土に触れられない日があると
なんかムズムズして、体が落ち着かない感じでした。

いやー、楽しいですよ～。