2013.01.20(Sun)
この国で安全なものとは?
311から、もう少しで2年。
この間、飛散した汚染物質は
農産物・海産物・水・空気・土・樹木・花粉…など
一次産物や自然物として拡散しました。
また、ごみ焼却、がれき焼却、
下水処理焼却、野焼き、産廃焼却…など
焼却によって、物質は微粒子化され
さらに空気が汚染されました。
そして、今、加工やリサイクルによって
あらゆる製品にも汚染物質が混ぜ込まれ
入り込んでいるのだと思います。
焼却灰のセメントへのリサイクルだけじゃなく
稲わらや麦わら、腐葉土などの肥料だけじゃなく
汚染食材を使った加工食品だけじゃなく
汚染された紙やプラスティック、金属、石・土・木…などが
産業や経済の循環の中で、どんどんミックスされ、
生活の中に入り込んでいるのだと思います。
ですので、ただ避難移住するだけでなく
その後、いかに意識的に防御していくかが
とても大事になるんだと思います。
そんな生活の中での大切な視点が、
自給自足的なライフスタイルであり
モノのいらない暮らしかもしれません。
本当に必要なモノ以外は生活の中に入れず、
すでにある古いものを使い回し、
安全な地で、なるべく自分で食をつくり、
顔の見える、履歴の見える中で生活する…。
これまでの大量消費・消費至上経済からはなれた
小さな暮らしが求められるのだと思います。
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>EntryTime at 2013/01/20 17:58<