2014.07.07(Mon)

4mのひもに40㎝間隔で印をつけて、それを目印に苗を1本ずつ植えていく。
生態系が豊かで命あふれる自然農の田
今、自然農で田植えをしている田んぼは
去年までは慣行農法の田でした。
昨秋から春までの間に
溝を掘って畝づくりをしたけれど
田んぼの表土は草刈りもせず
半年間ずっと自然におまかせ。
冬から夏までに草が生い茂り、冬草が枯れて
たったの半年間自然に戻っただけなのに
その下にはミミズなどの小さな生き物が
ずいぶんと棲むようになっていた。
自然の回復力、自律調整力というのは
ほんとうに大きな力ですごいもの。

のこぎり鎌で、苗の根が入るよりお少し大きめの穴を掘る。
その田んぼに、鎌で穴を開けて
苗床の苗を1本1本丁寧に手植え。
笹などのしつこい根っこがある場合は
お米の苗の成長を助けるために
10cm四方くらい鎌の刃を入れ、根切りするのだけれど
今回の田んぼはそんな必要はまったくなかった。

掘った穴に苗を丁寧に移植。最後に根元に草をかけて保湿。
あとは苗が活着するのを待って
7月末くらいまでは条間の草刈り。
稲が大きくなって、草に負けないまで育ったら
あとはもう収穫まで水を落とす仕事があるだけで
自然におまかせ、お米の育つ力を信じるだけ。
3日に1度の水の供給で
どこまで育つだろう?
不安でもあるし、楽しみでもあります。
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>EntryTime at 2014/07/07 16:15<