2015.09.01(Tue)

ろうそくの灯りによるハート。平和を願わない人はいない…はず。
2015.8.30が
歴史的転換の日になることを願って
わが家の長男は、物心ついたころから
戦争というものが怖くて仕方なかった。
戦争が起こったら、自分が死ぬかもしれないし
家族や多くの人が死ぬかもしれない。
だから、戦争なんか絶対に起こってほしくない
と、涙を流し、泣き叫びながら私に訴えたものだ。
小3になった今でも戦争が怖くて仕方がない。
ものすごく単純なことで見失いがちだけれど、
人間の本質的な生命の部分として
戦争による死を恐れ、それを避けたいと思うのは、
当たり前で自然なことなんだと思う。
私も、小さいころはおんなじ感覚で
なんで戦争なんてするんだろうと
戦争をしようとする大人が不思議だった。
たぶん、この感情はみんな同じで
どんな人だって、平和な世界に暮らしたいと
願っているんじゃないかと思う。
大人になるにしたがって、
このような感覚ってどんどん麻痺していって
無関心になっていくことが多いのかもしれない。
でも私は、この気持ちが大事なんだと感じる。
自分の命、家族の命、日本人の命、
世界中の人の命、そして、ほかの生命たち。
無駄に殺しあって、嬉しいはずないと思う。
私はデモには数回しか参加したことはないけれど
(311後、移住前に原発反対のためのデモに参加)
今回のデモで、感じたことは、
若い世代が、次代を創る力になるんじゃないかということ。
大学生だけじゃなく、高校生や中学生までが、
戦争や平和について、自らキチンと考えて
自分の意志で反対デモに参加したことは、
デモは無意味だという人もいるかもしれないけれど
本当に素晴らしいことだと思うし、素直に嬉しい。
政治には無関心だと言われてきた世代だけれど
今回の法案に、もっとも敏感に反応したのは、
じつは若い世代だったんじゃないかとも思う。
18歳以上に選挙権が与えられるようになって
(政府は政治に無関心な若い有権者が増えることで投票率が下がり
自分たちの組織票が威力を増すことを狙ったんだろけど)
今まで動かそうとしても動かなかった政治の壁に
ほんの少しだけでも風穴が空くようになるかもしれない。
デモで意思表示をしたら、次は現実の行動だと思う。
日々の暮らしの中で、私は何をしていくのか。
意思を伝えることだけではなくて、
生活を通して実践する、
具体的な行動が大事なんだと思う。
今までやって来たのと同じ暮らしを続けていたら
世の中はなかなか変わっていかないと思う。
つまりは、
戦争をできる国にしたい人たちにとって都合のいい生活
(彼らが利益を得るような消費や労働や教育)を
変えていく必要があるんじゃないかと思う。
私自身は、
それが正しいかどうかは判断できないけれど
今の自然にそった自給的な暮らしを行なっていくことで
ささやかでも助けになればいいなと思っています。
>EntryTime at 2015/09/01 15:04<