2008.02.01(Fri)
体内の自然のリズムが目覚め
細胞がリフレッシュする森遊び。

人間の人生より、遥かなときを生き続けてきた巨樹。見ているだけで癒される。

「木水土里研究所 」代表の桃井奉彦(もものい・ともひろ)さん。
自然に触れ、自然と遊ぶことで、自然の大切やおもしろさ、そして人間とは本来自然の生きものであることを体験を通して伝えている桃井奉彦(もものい・ともひろ)さん。長野県の黒姫高原でパーマカルチャーによる自然農による自給自足の生活をしながら、「木水土里研究所 」で、何が本当に大切なのかを発信しています。
私が訪ねたときは、ご自宅の裏山の森の中を案内していただき、二時間くらい、一緒にゆっくりと歩きました。ふだんの生活スピードでは、つい見過ごしてしまって、感じることのできない、自然の時間や感覚を森の中では味わうことができます。木々の発する新鮮で濃密な空気は、体内の酸素を一気にリフレッシュ。細胞がプツプツと目覚めるのが体感できました。
桃井さんは、スキーメーカーで研究活動後、焦点は「スキー」から「自然」「環境」へ移り、現在、黒姫高原で、「感性の森遊び」を多くの人に楽しんでもらう活動をしていいます。 そして、少しでも環境について感心を持ってもらえるようにと考えられています。取材に訪れた10月中旬は、まだ紅葉前で緑がまぶしかったけれど、雪が積もる冬真っ只中のこの季節は、スノーシューによる「センス・オブ・ワンダー遊び~ 雪の森遊び教室」が週末に行なわれています。
(ヨシダヤスアキ)
>EntryTime at 2008/02/01 20:26<