2009.01.23(Fri)

仲良くピアノの練習のふたり。遊んでるんだか、練習してるんだか…。
もしも三つ願いがかなうとしたら…。
「ねえ、パパ、
もし三つの願いがかなうとしたら
パパはどんなことをお願いする?」
先日、夕食のあとに長女が聞いてきた。
私が叶えたい願いは一つで
それを長女に言っても通じるかどうか迷って
躊躇していると…
「知世はね、
世界平和と戦争がなくなることと
地球温暖化が解決すること」
びっくりした。
私が言う前に先を越されてしまった。
もっと、こどもっぽい、個人的な願いをいうと思ったら
こんなにも大きなことを考えていただなんて。
「でもね、クラスの友だちもそうなんだ。
世界が平和になって、地球温暖化を防ぎたいんだって」
もしかしたら、これが小学四年生の本音なのかもしれない。
たぶん、こどもたちは純粋に
戦争がなくなって平和になればいいと思っているのだと思う。
人と人が傷つけあったり、殺しあったりする世の中でなく
平和な温かい世界に住みたいと思っているんだと思う。
そして、地球温暖化を純粋に防ぎたいと思っているんだと思う。
そのまなざしは、損得感情じゃない。
何の計算もない。
誰だって、本当はそう。
平和な世の中に住みたいはずだ。
地球温暖化を防ぎたいはずだ。
それなのに…。
いつからその純粋さをなくしてしまったのだろう。
自分のフィールドを守ることで
精一杯になってしまったんだろう。
無垢な力。
純粋な思い。
ここがすべての出発点だと思います。
(ヨシダヤスアキ)
>EntryTime at 2009/01/23 23:43<