2011.06.14(Tue)
自分の意思を確かめ、つながるために
6.11脱原発100万人アクションの一つ、
代々木公園のエネルギーシフトパレードに
参加してきました。
本当は家族で行く予定だったのですが
4歳の長男が発熱したため、
私一人だけ渋谷・原宿の街へ。
これまでデモ行進のような反対運動に対して
一歩引いて、冷めた目で見てきた私でしたが
生まれて初めて積極的な行動でした。
もちろん私も、デモ行進をしただけで
即座に原発が廃止されるとは思っていません。
原発を容認してきた大人の一人の責任として
3.11以降
地元の議員に直接話をしたり、
議員や医師会などにメールを書いたり
署名をしたり…いろいろしてきましたが
もっと、何か具体的にできることがないか
自分の中でずっと模索してきました。
今回、パレードに参加してみて思ったことは
デモの外と内とではまったく感じ方が違う。
ということでした。
ただ、ヒステリックに声高に
「原発反対」を唱えるのではなく
「自分が被害者でもあり、加害者でもある」
その視点からデモに参加することは
自分自身の意思や覚悟の確認となる気がしました。
本来的なデモというのは、
自然発生的に形として生まれものだと思いました。
デモとは、たくさんの人々の、
このままじゃいけない
子どもたちのために
未来のために
地球のために
…という一人ひとりの在り方や生き方、
思いが一つの形になった
エネルギーのような気がします。
政府やマスコミ、そして産業界は
「どうせやってもムダ」であったり
「反対しても変わらない」であったり
国民が「無関心」や「冷ややか」な状態で
いてくれることが実はありがたいのです。
私たちが政治離れを起こして
選挙などの投票率が下がって
一人ひとりの声が反映されず
組織票が大勢を占めるほうが
実は支配側には好都合なのだと思います。
無関心で冷ややかな傍観者が増えれば増えるほど
情報をコントロールしやすくなるからです。
(コンピュータ監視法案の可決もその一つです)
自分が間違えたことをしてきたと思ったら
それを素直に認めて、反省して、謝って
間違いを正すための行動を起こすことが
一番大事だと思います。
また、同時に一番難しいことだとも思います。
自分たち、子どもたち、そして地球のために
私も自分の誤りを反省して
声を出して、行動していきたいと思います。
>EntryTime at 2011/06/14 15:28<