2014.07.05(Sat)

苗を移植するときだけは、苗が草に負けないうに草刈りを。
苗床で育てた苗を1本ずつ手植えで
人が田んぼに近づくと、
バサバサバサ…スズメの群れが
いっせいに飛び立つ自然農の田んぼ。
耕さず、農薬や肥料をいっさい使わない田は
ミミズや小さな虫たちがたくさん生まれ
何十羽のスズメが餌をついばみにやってくる。
その自然農の田も7月頭に
ようやく田植えを終えました。
幅4mの畝が全部で10列。
約7畝ほどの自然農の田。

同じ田んぼの中の苗床で育てたお米の苗。
4月15日すぎに田んぼの中に苗代をつくり
黒米、赤米(うるち)、赤米(もち)、
ひめのもち、キヌヒカリの5種類の苗を育て
畝ごとに違う品種の米を植えました。

元気なものを選びながら、1本1本、苗床から丁寧に取る。
自然農の田植えは、基本的に全部手作業。
まず、苗床から、根に土をつけたまま
鎌で、1本1本、丁寧に苗を掘り出します。
これを4m幅の畝に、条間40cm×株間30cm、
1畝10列で手作業で植えていくのです。
条間が40cmなのは、
人が通れるスペースを開けておくため。
田植えが終わったあと、稲と稲の間に入って
鎌で雑草を丁寧に刈り取るための
作業通路もかねての広さなのです。
>EntryTime at 2014/07/05 19:44<